楽譜が読めなくても、ピアノを独学で弾ける理由。

楽譜が読めなくても、ピアノは独学で弾けるようになります。

楽譜が読めない人も、楽譜なんて読みたくないという人も、ピアノが弾きたいという気持ちさえあれば独学で弾けるようになります!今回は、楽譜が読めなくてもピアノが弾ける理由と今すぐ始められる練習方法をご紹介します。

はじめは無理なく、短くても良く知っている曲から始めて、だんだんグレードアップしていきましょう。きっとピアノの楽しさにはまってしまうかもしれません。

楽譜の代わりになるもの、それは「ドレミ~」という音の名前

「今さら楽譜は読みたくないけれど、ピアノで弾きたい曲がある!」という方もいますね。

そんなときに、楽譜の代わりになるものといえば!それは「ドレミファソラシド」という音の名前です。小学校の授業で習ったという方も多いかと思いますが、覚えていますか?

楽譜が読めなくても、ピアノを独学で弾こうと思うときに役立つのは、この「ドレミファソラシド」という音の名前です。とりあえずこの8つの音の名前をはじめに覚えてみてくださいね。

ドレミ~の音の名前を覚えたら、ピアノの鍵盤と照らし合わせてみよう

ドレミファソラシドと8つの音を覚えたら、実際にピアノで弾くとどうなるのか鍵盤と照らし合わせてみましょう。照らし合わせる方法は下の手順を参考にしてください。

STEP1:鍵盤のちょうど真ん中の、真正面に座る

どんな形態の鍵盤楽器でも大丈夫です。まずは鍵盤の真ん中、真正面に座ってみましょう。

STEP2:黒い鍵盤に注目してみる

白い鍵盤が連なっていますが、ここではあえて黒い鍵盤に注目します。
黒い鍵盤は、白い鍵盤の間に2つのかたまりで存在したり、3つのかたまりで存在したりします。
その違いを見つけられるようになりましょう。

STEP3:おへそに一番近い、黒い鍵盤の2つのかたまりを見つける

鍵盤の真ん中、真正面に座っているあなたの、おへそに一番近い2つのかたまりの黒い鍵盤を探してみましょう。おへそより少し右寄りです。

STEP4:真ん中の「ド」は2つの連なる黒鍵盤のすぐそばに!

右手をチョキの形にしてください。STEP3で見つけた黒鍵盤に、人差し指と中指を載せます。
ここで、右手の親指をそっとひらきます。白い鍵盤に親指が触れると思います。
親指が触れた白い鍵盤、これが真ん中の「ド」です!

楽譜が読めなくても、なんとか自力でピアノを弾きたい方は、この真ん中の「ド」の位置を忘れずにいてください。いろいろな曲の基盤になりますよ。

STEP5:真ん中の「ド」から順に右へ向かって「ドレミファソ~」と続いていく

真ん中の「ド」さえ覚えれば、あとは簡単です。
真ん中のドから右に向かって順番に、どの指でも構いませんので押してみましょう。
1音ずつ音が変わっていくのがおわかりいただけると思います。

合わせて「ド、レ、ミ…」と声に出して言ってみると、音の高さがより分かりやすくなるかもしれません。いろいろな音がするな…と感じていただけたら幸いです。

「ドレミ」の音の階段は順番が決まっている

おへその位置に来る真ん中の「ド」。これさえマスターすれば、あとは次にくる高い「ド」まで音の順番と鍵盤の場所を覚えるだけです。

7つの音の階段を覚えさえすれば、あとは音が高くなったり低くなったりするだけで、「ドレミファソラシ」という名前と順番はまったく一緒。変わることはありません。

ですので、「お気に入りの曲を弾きたくても楽譜が読めなければピアノは弾けないのでは」と思い込まなくてもよいのです。「ドレミファソラシド」と鍵盤の位置を、この機会にぜひマスターしてみてくださいね。

音の高さの違いを感じとるために1曲弾いてみる

前述の項目を参考に、鍵盤で「ドレミファソラシド」を指でたどってみたら、最後にチャレンジしてほしいことがあります。

それは、「チャルメラのメロディーをどんな指でもよいので弾いてみる!」ことです。
「チャルメラ」をご存知ですか?

昭和の時代にさかのぼりますが、夜になると駅前や繁華街に出没する屋台のラーメン屋さんがありました。今も出没している地域があるかもしれませんが、そのラーメン屋さんたちは、必ず音を出して来たことを知らせます。

その音が「ドレミーレド、ドレミレドレー」です。

なんと!3つの種類しか音が出てきません。ですので、楽譜が読めない方でもピアノを試しに弾く教材としてぴったり!

ラッパの音に驚くかもしれませんが、こんな感じの曲です。
どんな指でも、手の格好でも構いません。一度ぜひチャレンジしてみてくださいね。

気になったフレーズがあったらピアノで音を探してみよう

このように、世の中には簡単なメロディーで出来上がっている、よく知られた曲があふれています。「ちょうちょ」「チューリップ」のような童謡も、実は4~5つの音だけで作られています。

楽譜を読まずにピアノを弾くのなら、耳で覚えたちょっとしたメロディーをこまめに鍵盤を探って弾いてみると良いでしょう。

いろいろなメロディーにチャレンジすることで、少しずつピアノの鍵盤にも慣れることにつながり「ここの鍵盤を押したらソの音がしそうな気がする…」と、音の予想がつくようになります。

そんなふうになれたら大成功です。どんどん弾けるメロディーの幅が広がるはずです。

とにかくあきらめずに、耳で覚えたメロディーをピアノで探してみてください。

音の名前と鍵盤の位置、音の階段の順番が覚えられたなら、今度は指の順番を考えてよりメロディーをスムーズに楽に弾けるよう、考えていきましょう。

道のりはそう遠くありません。好きな曲、あこがれのメロディーをご自分で弾けるようになるまで、鍵盤にたくさん触れてみてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

武蔵野音楽大学卒業後、(財)ヤマハ音楽振興会に就職。

在職中はヤマハ音楽教室の講師研修やテキスト作成の補助業務、会員誌の編集などを担当。出版部門に出向後は輸入楽譜の日本語ライセンス版や新刊情報誌の編集に携わる。

現在は指の病気のため講師業を休職中。「ピアノを弾いてみたい…」と願う方の一助を担えたらと思い、初心者の方にもわかりやすく丁寧に執筆しました。